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歯周病予防
当院は歯周病予防に力を入れています。早期発見するため、歯周病治療で来院された方でなくても、初診時には皆さまに検査とレントゲン撮影を行います。また、予防の一環として、来院されるたびに歯石取りをすることを欠かしません。
さらに、治療の前や後などに、歯科衛生士から歯磨きについてのアドバイスをいたします。
なぜなら、歯周病は自覚症状が目立ちにくく、少々の違和感があっても放置してしまう患者さまが多いからです。例えば、しみたり歯茎が腫れたりする症状があれば、歯周病の可能性があります。しかし、そこで気付かずに歯がグラグラし始めてから受診した場合、すでに進行しているケースがほとんどです。
お若いうちは、わずかな違和感があっても特に不自由なく過ごせるかと思います。けれども、初期の段階で歯周病治療を始めるかどうかが、50歳、60歳になった時にご自分の歯で噛めるかどうかを左右するのです。患者さまの将来のため、予防と早期発見に努めます。
審美治療
虫歯で削った歯を補う際、また、歯がないところにブリッジや入れ歯を入れる場合、人工の材料で歯を作ります。当院は、歯科技工所との連携を密にし、とても自然に見える美しい歯を作ることに自信があります。
様々な材料がある中でおすすめしたいのは、セラミックという白い陶器の仲間です。透明感があり、ご自分の歯とそっくりの色味に調整することができます。今ある銀歯が気になる方には、白い歯に交換する治療がおすすめします。また、保険診療の場合でも、妥協せず、周りの歯と調和するよう丁寧に作製します。
一方、虫歯ではなく天然歯の黄ばみやくすみが気になる方は、ホワイトニングを受けてはいかがでしょうか。当院では、院内で施術するオフィスホワイトニングを提供しています。短い通院期間で歯の色を明るくすることができますので、パーティーなどのイベントを控えている方におすすめです。
歯科口腔外科
当院の院長は1986年から歯科治療を行っており、抜歯に習熟していると自負しております。横倒しに生えた親知らず「水平埋伏智歯」は一般的に抜くのが難しいとされていますが、当院で処置することが可能です。
当院でしたら平日の夜や土曜日・祝日でも診療しておりますので、親知らずを抜くためにお休みを取っていただかなくても、ご都合を調整しやすいかと思います。
また、「顎が痛い」「口が開かない」といった顎関節症についてのご相談、診察も可能です。複数の要因が絡み合って発症することが多いため、治療を必要とする場合は、より詳しく追求できる大学病院への紹介とさせていただきます。
入れ歯
当院で提供する入れ歯は、保険診療のものでも安定感やフィット感が優れていると思います。その秘密は手間を惜しまない作り方にあり、留め金を針金ではなく金属を鋳造して作ることがこだわりです。
なお、お気に入りの入れ歯を手に入れるため、患者さまに知っておいていただきたいことがあります。それは、入れ歯は何度かの調整を経て使い勝手の良いものになり、お身体の一部のようになじむには1ヶ月以上かかるということです。最初は、柔らかいものを時間をかけて食べるようにしてください。
また、入れ歯を長く使うとともに残った歯も健康に保つには、入れ歯を清潔にしておく必要があります。入れ歯の付け外しは、噛まずに指を使うようにしましょう。お食事後のうがいや洗浄もおすすめします。就寝時は入れ歯を外し、入れ歯洗浄剤を入れたコップに浸しておいてください。さらに、年に1回は歯科医師によるチェックを受けにご持参ください。
根管治療
虫歯が進行すると、歯根の中にある神経が細菌に感染します。時には、歯根の周囲にまで病巣ができてしまうことがあります。このような状態を改善するため、歯根の中をきれいにする処置が、根管治療です。
傷んだ神経や血管などの組織を取り除いて消毒し、再び細菌が入り込むことがないよう密閉します。治療の後、歯が浮く感じがしたり強く噛むと痛みが出たりするケースがありますが、ほとんどの場合、2~3日で収まります。歯根の中にあり神経が通っている根管というところは非常に細く複雑な形状をしているため、治療には一層の丁寧さや技術が求められ、歯を長持ちさせるためには欠かすことができません。
なお、複数回の通院も必要になりますが、中断することなくご来院ください。もし中断してしまうと、細菌が歯根の先端から外側に出て病気になってしまう恐れがあります。ご事情があって来られなくなる場合は、ぜひご連絡ください。
インプラント
歯を失った箇所を補う方法は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの三つがあります。その中でインプラントの良いところは、ほかの歯に負担をかけることなく、噛む機能と自然な見た目の両方を取り戻せることです。
具体的には、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に歯を作る治療をします。そのため、外科的な処置が必要であり、保険適用されないので治療費のご負担が大きいというデメリットもあります。顎の骨が少ない方にも、おすすめできません。
当院では、無理なインプラント治療を行わず、患者さまのお口の状態を見定めた上でおすすめできると判断した場合にのみ、ご提案します。最終的には、患者さまのご決断を伺ってから、治療に取りかかります。